『オープンスキルとクローズドスキル』について

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いつもご覧いただきありがとうございます!

院長のながしまです。

今回は『オープンスキルとクローズドスキル について簡単に解説していきたいと思います。


前回、少しだけ解説しましたが、その延長だと思って頂ければ良いです。

オープンスキルとは自分に対して相手選手がいる場合に、その相手や状況の変化に対応する能力のことで、プレッシャーなどがある時に実践に近い形で発揮される技術を言います。

これは実践において最も重要なことで
①状況の変化に柔軟な対応が出来る
②その変化に対してベストな選択をすることが出来る
③その選択や判断を迅速に出来る
④その結果を出すためにオープンスキルは役に立つ

と言った感じになります。

例えば
対戦相手に対して、その相手の弱点を見極め、テニスや卓球やバレーボールなど変化のある中でベストなコースを選択してボールを打つことが出来る

ただ、このオープンスキルは前回紹介したクローズドスキルが必要となってきます。
*クローズドスキル:外的要因(対戦相手など)に左右されにくい状況で発揮されるスキル


要はクローズドスキルによりボールを自分の思い通りにコントロールすることが出来る力があってこそ、オープンスキルにより判断されたことを実践できる!!と言うことです。

【練習法】
①オープンスキル
相手のいる状況(試合のような)や色々なシチュエーションを準備して、それを攻略するためにそのことを自身が理解して、状況判断を行い、実行できるかを精査し、実行へ移す、この様な練習が重要となります。

ポイントとしては
まず、そのシチュエーションに対して複数の選択肢を準備してあげると選手はプレーを整理しやすくなります。


②クローズドスキル
その競技に必要な動作の反復練習
例えばテニスで指定した場所へボールを打つ練習、サッカーで指定された場所へキックする練習など

パス、ドリブル、シュート、サーブ、スマッシュなど条件をつけた状態で反復練習を行います。

ポイントとしては
変化が出るよな状況(対戦相手がいる)では行わないことです。
オープンスキルが必要となる状況ではなく、単調とはなりますが単純にその動作だけに集中します。
そうすることにより、その動作の良いポイント(手の使い方や足の使い方、タイミングや角度など)を探り、そして習得することだけに集中できます。


③オープンスキルとクローズドスキル
実戦形式(プレッシャーを与えたり、判断材料を追加したり)を行い、この二つのスキルを上手に扱えるように行います。


以上がオープンスキルとクローズドスキルの簡単な解説となります。
今回は結構ざっくりと解説しましたが、もし気になるは細かく調べてみて下さい!!

以上!! 今回はここまで!!