対立運動(たいりつうんどう)について

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いつもご覧いただきありがとうございます!

院長のながしまです。

今回は『対立運動(たいりつうんどう) について簡単に解説していきたいと思います。



人間の体にある沢山の関節は色々な動き(運動)を行います。

その中に一つに対立運動と言う動きかあることを皆さんはご存知でしょうか?

私たちは一般的に知っている動きは

・曲げる
・伸ばす
・捻じる

みないな感じだと思います。

では、対立運動ってどんな感じなんでしょうか?

【対立運動】
親指を小指方向へ近づける運動を対立運動と言います。

皆さまもご存知かと思いますが、手の中で親指だけ特殊な動きをします。

親指の関節は特殊な構造をしており(鞍状の関節)回すような動きを取ることが出来ます。
CM関節4

この構造のため、上記のように親指を小指側へ動かす動きが出来るという訳です!!
対立運動1
対立運動3

ただ、握力が低下したり手首の安定性低下、母指のCM関節症(CM関節って何?参照)が起こると指先で行う対立運動ではなく、母指球中心とした母指球で挟むような動きとなることがあります。
対立運動5

日頃からそう言ったことに対処出来るようにトレーニングを行うことが大切です!!
対立運動2
・15回×2~3セット(最初は10回×1~2セットと少なくて良いです)
ポイントとしては親指だけを動かすのではなく、小指も動かしてしっかりと把持動作(挟むような動作)を行うよ言うにしましょう!!

単純に手をグーパー運動するようなトレーニングだけでなく、このような対立運動のトレーニングも大切だと言うことを覚えておくと良いかと思います!!
*痛みのある場合は自己判断で行わないようにしましょう!!

以上!! 今回はここまで!!